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リーダビリティーについて

「リーダビリティー」という用語は、主に読書力と執筆力の技量についての研究範囲で使用されます。どのテキストが読者にとって理解し易いかの指針とされます。リーダビリティーのフォーミュラは、テキストの難しさを計る用語として1930年代から使用されています。リーダビリティーのスコアーは、与えられたテキストを読むのにどの程度の教育レベルが必要かの情報を教えてくれます。

リーダビリティーのフォーミュラ

英語では、Flesch式リーディング難易度(FRE)フォーミュラ[1]と Flesch-Kincaid式学年レベル(FK)フォーミュラ[2]の2つがリーダビリティーを計るフォーミュラとして知られています。

  • FREは、0〜100を指数としてリーディングの難易度を示します。一般的に高いスコアーは、多くの人が読めるテキストとなります。
  • FKは、FREから発展しましたが、学年レベルのスコアーに直接結びついてます。FKは、一般に教育者がツールとして使い、専門的な研究にも使用されています。例えば、健康問題について公衆のアクセスについての研究など。

FREは、オランダ語、スペイン語、フランス語等([3-5]を個々に比較)の言語にも適していますが、これだけがリーダビリティーを計るフォーミュラではありません。他のフォーミュラ、例えば、英語[6]にはForcast式、日本語[7, 8]には、リーダビリティーフォーミュラ、そして数々のヨーロッパの言語[9,10]にはLIX式を使い、それらは、FREに使われているリーダビリティーの評価とは違う評価方法を使用します。

要因の評価

多くの要因は執筆のスタイル、フォントのサイズ、または、テキストのレイアウト[11-13]も含めてリーダビリティーに潜在的な影響をあたえます。多数のリーダビリティーのフォーミュラは、いくつかの要因、特に文章の長さと、または、単語の長さのみを考慮しています。なぜなら、これらの要因は読み易さ[1,14]を表示できるからです。しかし、フォーミュラは、文章の長さと、または、単語の長さの計り方によって違ってきます。例えば、FREは、各単語の平均的な音節の数を単語の長さの基準にしますが、Forcast式では、1音節の単語の数に焦点を当て、LIX式では、6文字以上の単語に焦点を当てます。

ーダビリティーとウェブコンテンツ

インターネットでいろいろな情報が得られるようになり、ウェブのコンテンツのリーダビリティーの評価をする事が以前にも増して重要になってきました。言語学上の条項とプレゼンテーションスタイルは、常に変化しているので、フォーミュラが開発された時点での要因は、ウェブコンテンツのリーダビリティーを評価するのに十分ではありません。さらに進んだ研究、他の要因がウェブコンテンツのリーダビリティーを計るのに必要です。

その上、リーダビリティーの重要な側面として、障害を持った方々が簡単にインターネットにアクセスできるようにと考えています。ウェブコンテンツ利用ガイドライン2.0(WCAG2.0 ドラフトバージョン)( The Web Content Accessibility Guidelines 2.0 (WCAG 2.0, draft version))では、ウェブコンテンツを分かり易く、アクセスし易いウェブページを作るための最低必要条件の規定を設けています。また、ガイドラインでは、リーダビリティーをレベルアップさせるためのいくつかの方法も推奨しています。

参考文献

  1. Flesch, R., A new readability yardstick. Journal of Applied Psychology, 1948. 32: p. 221-233.
  2. Kincaid, J.P., et al., Derivation of new readability formulas (Automated Readability Index, Fog Count and Flesch Reading Ease Formula) for Navy enlisted personnel. CNTECHTRA Research Branch Report, 1975: p. 8-75.
  3. Douma, W.H., De Leesbaarheid van Landbowbladen: een Onderzoek naar en een Toepassing van Leesbaarheidsformules. Sociologie en Sociographie. Vol. Bulletin No. 17. 1960, Netherlands: Landbouwhogeschool te Wageningen.
  4. Fernndez Huerta, J., Medidas sencillas de lecturabilidad. Consigna, 1959. 214: p. 29-32.
  5. Kandel, L. and A. Moles, Application de l'Indice de Flesch la langue français. Cahiers d'Etudes de Radio-Television, 1958. 19: p. 253-274.
  6. Caylor, J.S., et al., Methodologies for determining reading requirements of military occupational specialties. Technical Report No. 3, 1973: p. 73-75.
  7. Hayashi, Y., A three-level revision model for improving Japanese bad-styled expressions. Proceedings of the 14th Conference on Computational Linguistics, 1992. 2: p. 665-671.
  8. Tateisi, Y., Y. Ono, and H. Yamada, A computer readability formula of Japanese texts for machine scoring. Proceedings of the 12th Conference on Computational Linguistics, 1988. 2: p. 649-654.
  9. Bjornsson, C.H., Läsbarhet. 1968a, Stockholm, Sweden: Bokforlaget Liber.
  10. Bjornsson, C.H., Readability of newspapers in 11 languages. Reading Research Quarterly, 1983. 18: p. 480-497.
  11. Muckenhaupt, M., Text und Bild, in Grundfragen der Beschreibung von Text-BildKommunikation aus sprachwissenschaftlicher Sicht. 1986, Narr: Tbingen.
  12. Meutsch, D., Text- und Bildoptimierung, in Textoptimierung, G. Antos and G. Augst, Editors. 1989, Peter Lang: Frankfurt/Main u.a. p. 8-37
  13. Bamberger, R. and E. Vanecek, Lesen-Verstehen-Lernen-Schreiben. Die Schwierigkeiten von Texten in der deutschen Sprache. 1984, Wien/Frankfurt/M. /Aarau: Jugend und Volk / Diesterweg / Sauerländer.
  14. Zakaluk, B.L. and S.J. Samuels, Readability: Its past, present, and future. 1988, Newark: International Reading Association.